緑黄色野菜の栄養素を凝縮した藻・スピルリナで現代病に勝つ

ガン・動脈硬化・高コレステロール血症・糖尿病

新居 裕久 著 1995.05.29 発行
ISBN 4-89295-350-4 C2177 文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


血清コレステロール下げて動脈硬化抑制

緑黄色野菜の栄養素を凝縮した藻・スピルリナで現代病に勝つ

コレステロールは血流を妨げる
血液は、全身の細胞に酸素と栄養素を届ける大事な栄養の供給源です。したがって、その流れが悪くなると、体は細胞レベルから総崩れになり、さまざまな病気を引き起こす結果になります。
血液の流れを悪くする大きな要因としては、血清コレステロールの増加があげられます。コレステロールが血清中に必要以上に増えると、血管壁に付着して動脈硬化を促進させ、血管の管を狭くして血流を大幅にスピードダウンさせてしまうのです。
ただしコレステロールとひと口に言っても「LDLコレステロール」と「HDLコレステロール」の二つがあり、動脈硬化の促進に関わっているのは、俗に悪玉コレステロール≠ニ呼ばれている前者のLDLのほうです。後者のHDLは、逆に余分な血清コレステロールを排除する働きがありますので、こちらは血清中に増えていたほうが動脈硬化の予防に役立ちます。

実験でコレステロール低下を確認
東海大学医学部助教授の中谷矩章先生らは、スピルリナのコレステロール低下作用について次のように報告しています。
《研究内容》
高脂血症患者(血清コレステロール・中性脂肪が過剰の人)および高血圧症患者三〇人を対象に、一五人ずつ以下の二群に分けてスピルリナを摂取してもらい、血中成分の変動を調べました。
A群=市販のスピルリナ二一錠(四・二グラム)を一日三回に分けて、八週間にわたって摂ってもらった。
B群=市販のスピルリナ二一錠(四・二グラム)を一日三回に分けて、四週間にわたって摂ってもらい、四週以降は摂取なしの状態で様子をみた。

《結果》
血清の総コレステロールは、両群ともスピルリナの摂取によって有意に低下することが確認でき、また、B群についてはスピルリナの摂取をやめた四週以降に、ふたたび血清コレステロールが上昇したと報告しています。
さらに中谷先生らは「LDLコレステロール」と「HDLコレステロール」のそれぞれの変動についても調べていますが、スピルリナの摂取によって悪玉のLDLは有意に低下し、逆に善玉のHDLのほうは、有意ではないが、若干の上昇傾向がみられたと報告しています。



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