緑黄色野菜の栄養素を凝縮した藻・スピルリナで現代病に勝つ

ガン・動脈硬化・高コレステロール血症・糖尿病

新居 裕久 著 1995.05.29 発行
ISBN 4-89295-350-4 C2177 文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


各種ガンの予防に大きな期待

緑黄色野菜の栄養素を凝縮した藻・スピルリナで現代病に勝つ

世界各国の調査・研究データ
ガンに対するスピルリナ自体の効用については、残念ながら研究データがでていないので明らかではありません。しかし、スピルリナに豊富に含まれているベータカロチンの制ガン性については、世界各国の研究者が報告しています。
たとえばイギリスのオックスフォード大学のワルド先生らは、三万二千人を対象に追跡調査を行い、血中のベータカロチン値が高い人ほど、胃ガンや肺ガンになる危険性が低い傾向にあったことを報告しています。
また、日本では名古屋大学の青木国雄先生らが北海道の某町民を対象に行なった調査で、血中ベータカロチン値の高い人は低い人に比べて発ガンの危険性が五分の一に抑えられていたことを明らかにしています。
さらに東北大学助教授の深尾彰先生は、血中ベータカロチン値が高い人は、胃ガンの前段階である慢性萎縮性胃炎にかかりにくい――、つまり胃ガンを予防する可能性が高いという報告を出しています。
ニューヨークのアインシュタイン医大で行なわれた動物実験も紹介してみましょう。

《実験内容》次の二つの群のマウスの発ガン率を比較しました。
@群=ガン細胞を移植したマウス。
A群=ガン細胞を移植する前にベータカロチンをあたえておいたマウス。

《結果》@群のマウスの発ガン率が五〇%だったのに対し、前もってベータカロチンを与えていたA群のマウスの発ガン率は一〇%に抑えられていたと報告しています。

一日最低六r以上のベータカロチン
すでにアメリカでは、ベータカロチンの制ガン性を重視して、国立がん研究所や全米がん科学アカデミー、アメリカがん協会といった専門機関が率先して、ベータカロチンの摂取を奨励しています。
一日の摂取量の目安としては、アメリカの国立がん研究所が「最低六r以上」という数値を提示しています。六rといえば、にんじんでは半分(約八五グラム)、ほうれん草なら一把(二〇〇〜二五〇グラム)、かぼちゃなら中くらいの大きさのもの一個分(約一キログラム)に相当します。
しかしスピルリナであれば、わずか四・二グラム(市販のスピルリナなら二一粒)で一日分をクリアできます。
スピルリナ自体のガンに対する効用が明らかになったあかつきには、あらためて報告したいと思います。



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