乳がん予防・更年期障害に大豆イソフラボン

女性ホルモン様作用を持つ天然成分

矢澤 一良 著 1998.07.28 発行
ISBN 4-89295-389-X C2177  文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


大豆食品のイソフラボン量を探る

乳がん予防・更年期障害に大豆イソフラボン

大豆は唯一のイソフラボン源
私たちが日常食べている食品の中で、唯一のイソフラボン源となるのが大豆です。唯一といっても、大豆のほか、大豆を加工した納豆や豆腐、みそ、しょうゆといった食品にもイソフラボンは豊富に含まれています。
ですから、古来より大豆文化を築き、それを愛食してきた私たち日本人にとって、大豆イソフラボンを必要なだけ補給することは決して難しいことではありません。
そこで気になるのは、それぞれの大豆食品にどのくらいのイソフラボンが含まれているのかという点です。
これについては、京都大学大学院の家森教授らが詳しく調べたデータがあります。以下に紹介してみましょう。

大豆食品中のイソフラボン量
大豆そのものに含まれるイソフラボンの量は、品種や栽培環境でいくぶん差があるものの、乾物重量あたり0・2〜0・3%程度とされています。つまり、大豆1g中に2〜3rのイソフラボンが含まれていることになります。

市販大豆食品の総イソフラボン量(μg/g)

そして、その大豆を加工した食品中のうち、私たち日本人が日常よく食べるものを数種類選び出し、イソフラボン量を測定した結果が、上表です。
同じ大豆を原料にしながら、食品の種類でイソフラボン量に差があるのは、大豆を加工する途中の操作で、大豆中のイソフラボンが流出したり分解するためです。
きな粉のイソフラボン量が最も多いのは製造工程中の流出が少ないからでしょう。
また、みそのイソフラボン量は、品目によって1g中の含量が0・257〜0・567rとかなり幅があり、最もイソフラボン含量が多かったのは、原料の大豆の割合が多い「豆みそ」でした。


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