神秘の栄養食ローヤルゼリー

免疫細胞賦活作用で発ガン抑制にも効果

田代 一男 著 初版 1994.09.27 改訂版 2006.01.23 発行
ISBN 4-89295-609-0 C2177 文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


女王蜂の不思議なパワー

神秘の栄養食ローヤルゼリー

女王蜂は格段に長生き
ミツバチはふつう、4〜5万匹の集団で生活しています。そして、オスとメスの構成や繁殖のシステムは、ヒトなどとは大きく違って特異的です。
まず、ミツバチの9割はメスなのです。このメスたちは普段は卵を産みません。もし女王蜂が巣に居ない事態が起こったときには、やむを得ずホルモンの力を借りて卵を産むことはできます。しかし、その卵は無精卵であり、たとえ成蜂になっても全部オスバチになります。この事態が続くと、その群は早晩消滅してしまいます。
それに比べて、女王蜂は「産卵専門職」です。しかもオスバチとメスバチを自由に産み分けられる能力を持っているのです。 女王蜂は見た目からしても特異なハチです。体の大きさが、ほかのハチ(働きバチ)の2倍以上もあります。
また、働きバチとは比べものにならないほど「長生き」です。働きバチの寿命が約一月であるのに対し、女王蜂は2〜4年も生きることができるのです。
しかも、女王蜂は一日平均で1500から2000個の卵を産み続けるという、驚異的なパワーを秘めています。この2000個の卵の総重量は、女王蜂自身の体重に相当します。毎日まいにち自分の体重と同じ重さの物質を生産しているということは、まったく特異的で驚くべきことです。その唯一のエネルギーの源が、ローヤルゼリーなのです。

ローヤルゼリーが女王蜂をつくる
では、この女王蜂は生まれながらにして女王となる血筋なのでしょうか。意外にもそれが違うのです。
次代の女王蜂になるメスのハチは、たまたま(?)女王蜂の部屋(王台という)に産みつけられた有精卵が幼虫になり、ローヤルゼリーという特別食を与えられて、女王蜂になるのです。
つまり、メスのハチであるならば、本来ローヤルゼリーさえ食べれば、どれでも女王蜂になれるというわけです。

驚異の細胞分化の仕組みは?
ただ、この場合ひとつ条件があります。女王蜂として成長できるのは、ミツバチの幼虫期間6日間のうち「3日以内のメスバチの幼虫」に限ってローヤルゼリーを引き続き6日間与えた場合だけです。
わずか3日間のエサの質と量の如何によってメスバチは女王蜂に変身することができるのです。ここにも、ローヤルゼリーが注目される大きな理由があります。
ハチミツで育てば、身体も小さく、一月程度の寿命しか得られないのに、ローヤルゼリーで育てば、からだも大きく、20倍から40倍も長生きできるのです。
このなんとも不思議な現象をどのように理解したらよいのでしょう。このローヤルゼリーの偉大なパワーと、細胞分化を誘導する仕組みにどんなヒミツが隠されているのでしょうか。生物や命に関心を持つ人ならずとも、興味をそそられる謎ですね。



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