神秘の栄養食ローヤルゼリー

免疫細胞賦活作用で発ガン抑制にも効果

田代 一男 著 初版 1994.09.27 改訂版 2006.01.23 発行
ISBN 4-89295-609-0 C2177 文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


ガン予防にも効果があった

神秘の栄養食ローヤルゼリー

内臓の表面を守る
ローヤルゼリーがガンを予防したり、治療の助けになったりすることは、すでに多くの研究によって明らかにされています。
ローヤルゼリーの“細胞活性作用”は、外傷で簡単に確認できます。切り傷や軽いヤケドを負ったとき、表面にローヤルゼリーを塗ってみてください。皮膚の治りが早くなり、傷跡まできれいに消失してしまうことをわたしは体験しています。
内臓の表面に傷がついている場合、その部分にガンが発生する可能性が高くなるのですが、ローヤルゼリーの細胞活性化作用はこうした内臓の粘膜の傷も早く元どおりにしてくれます。このローヤルゼリーの細胞活性化作用は、ガンを予防する働きに貢献しているというわけなのです。

実験ガン100%抑制から免疫療法へ期待
1955年『ネイチャー』誌上で発表された、カナダのタウンゼント博士らの論文は大きく注目されました。発症率100%のエールリッヒガン細胞(腹水ガン)などを移植したマウスに、ローヤルゼリーを投与したところ、ガンの発生は全くなかったというのです。
わたしは幾回となくこの実験の追試を試みて事実のほどをつかみ、さらにこの研究から、ガンの免疫療法への手がかりを得たと思っています。簡単に述べると次のようになります。
抗原としてエールリッヒ腹水ガンとローヤルゼリーを混合して調製した抗血清に対し、抗原系のローヤルゼリーや腹水ガン、または両者の混合液などを、寒天ゲルの中で反応させると、なぜか腹水ガン特有の反応帯(バンド)が現れないのです。
この事実をどのように解釈するか問題です。ひとつの推論ですが、腹水ガンとローヤルゼリーを混合すると、腹水ガン特有の成分の活性が失われて変性し、その特有の成分が消失したのではないか、と考えられます。自然にも「脱ガン」という現象があります。また、ローヤルゼリーが、ミツバチ発生の段階で「細胞の分化を誘導している」ことは前に述べました。
このような事実を考え併せると、この推論はまんざらデタラメとはいえません。さらに確認をする必要を感じています。
この発ガン抑制の考え方は、よく言われるリンパ球を中心とした免疫療法とはいささか違いますが、免疫的手段を用いることからこのように呼んでいるところです。
また、マウスにローヤルゼリーを注入すると、いわゆる免疫系細胞が活性化する状態が顕微鏡下でよく観察されることから、「免疫細胞賦活作用」があることがわかります。
申すまでもなく、以上の実験はあくまでもマウスにおける移植ガンの話です。内発性ガンであるヒトのガンに直接結びつけるわけにはいきませんが、多くのガン治療の例を経験しているわたしにとっては、有力な手がかりと考えています。
また、ガンの誘発にDNAを傷つける活性酸素が問題視されていますが、ローヤルゼリーには加齢に伴う体内の抗酸化酵素の衰退を防ぎ、さらにSOD様作用(活性酸素消去作用)があることが、古い文献にも見られます。



その他の各種サプリメント関連書籍