痴呆症、うつ、ADHDに克つホスファチジルセリン

高齢化・ストレス社会から脳を守るブレインフード

矢澤 一良 著 2002.04.27 発行
ISBN 4-89295-426-8 C2177 文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


脳を元気にする「ブレインフード」

痴呆症、うつ、ADHDに克つホスファチジルセリン

食事で栄養を十分とるのは難しい!
からだや脳に必要な栄養をバランスよく確保するには、一日三〇種類の食品を食べるのが理想とされています。
三〇品目食べれば、とりあえずまんべんなく栄養を補えるというわけですが、実際のところ、それを実行するのは容易ではありません。
夫婦共働きの家庭では、料理にかける時間や手間は限られるし、一人暮らしや高齢者世帯では、毎日三〇品目揃えるのも、食べ切ることにも無理があります。

ヘルスフードを上手に利用
そこで上手に利用したいのが、栄養補助食品です。
一日三度の食事が最も大切としても、不足している栄養素については栄養補助食品で補う、これがより現実的な賢い健康法といえます。
とくに脳の老化や痴呆症、ストレスによる精神不安などを予防したり、改善するうえでは、脳を元気にする「ブレインフード(脳機能改善食品)」が心強い味方になります。
例えば、私が長年、研究を続けているDHA(ドコサヘキサエン酸)という魚の脂肪酸はブレインフードの代表です。
DHAは、頭をよくする魚油として大いに話題になったのでご存じの方も多いでしょう。
また、ヨーロッパで痴呆症の特効薬になっているイチョウ葉エキスも、日本では栄養補助食品の形で販売され、ブレインフードとしてすっかり定着しました。 そして、DHAやイチョウ葉エキスに次ぐ、第三のブレインフードとして、いまにわかに脚光を浴びているのが、これから紹介する「ホスファチジルセリン」です。

脳は使うほど活性化する
さて、筋肉を使わなければやせ細るように、脳も活性化しなければ機能が衰えるばかりです。とくに、脳細胞の成長が止まるとされる三〇歳前後からは、つとめて頭を使うことが大事になります。
東京都と豊島区の一年間にわたる共同調査では、六〇歳以上の高齢者で継続的に趣味の活動をした人は、しなかった人に比べて「記憶力」と「注意力」の成績が明らかに上回ったと報告しています。
積極的に趣味を持ち、適度にからだを動かすことは、脳に刺激を与え脳力の低下を抑えて、ひいては痴呆の予防にもつながることが実証されたのです。

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