痴呆症、うつ、ADHDに克つホスファチジルセリン

高齢化・ストレス社会から脳を守るブレインフード

矢澤 一良 著 2002.04.27 発行
ISBN 4-89295-426-8 C2177 文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


年をとると本当に「頭が固くなる」

痴呆症、うつ、ADHDに克つホスファチジルセリン

年をとると本当に「頭が固くなる」
加齢につれて、脳の神経細胞の膜は徐々に固くなります。
すると、神経細胞どうしの情報(伝達物質)の受け渡しがうまくいかなくなって、脳内の情報ネットワークが鈍ってきます。
また、栄養の取り込みや排泄もとどこおって、神経細胞の活性じたいが低下し死滅する細胞もでてきます。一説では、二五〜三〇歳を過ぎると一日一〇万個単位で神経細胞は消失するともいわれています。
年をとると、物忘れが激しくなったり判断力が鈍ったり、新しいことへの興味や意欲が減退するのはこのためです。
こうした脳の老化を食い止めるには、ホスファチジルセリンの積極的な補給が有効です。脳の神経細胞の膜が硬くなる背景には、ホスファチジルセリンの減少が大きく影響しているからです。

記憶力年令が十二歳も若返った!
例えば、アメリカのクロック博士らは次のような研究成果を報告しています。
加齢によって記憶力が低下している五〇〜七五歳の一四九名の人を二つのグループに分けて、いっぽうにだけホスファチジルセリンを毎日三〇〇 、十二週間投与し、記憶力の変化を調べました。
その結果、ホスファチジルセリン投与群の患者さんは、三週目で記憶力や認識力が好転しました。

加齢に伴う記憶力の低下に対するホスファチジルセリンの有効性

とくに、記憶障害が著しい高齢者のグループでそれが明らかで、しかもホスファチジルセリン投与停止から四週目の試験では、同グループの患者さんに「電話番号の思い出し」「置き忘れ物の想起」「読書・会話・仕事中の集中力」などの項目に顕著な改善がみられ、最終的にщL憶力年令は十二歳も若返ったと報告されています(上段グラフ)。

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