尿もれ・頻尿・前立腺肥大症にペポカボチャ種子

ハープ医療先進国ドイツで高い評価

小野 倫一 著 2001.03.22 発行
ISBN 4-89295-417-9 C2177  文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


男女ともに泌尿器系の悩みに朗報

尿もれ・頻尿・前立腺肥大症にペポカボチャ種子

代表的な緑黄色野菜のカボチャは、β―カロチンがたっぷりで、「冬至に食べると風邪をひかない」という言い伝えもあります。ここまでは、誰でもご存じと思いますが、種まで食べているという方は珍しいでしょう。

日本ではなじみはありませんが、世界ではカボチャの種子は古くから食用にされてきました。なかでも世界のカボチャの一品種「ペポカボチャ」の種子は栄養価が高く、特に欧米では食用のほかさまざまな用途に用いられてきました。このペポカボチャ種子がこのところ注目を集めているのです。それは、この種子の抽出物(種子エキス)が泌尿器系疾患に有効だからです。

ペポカボチャ種子にはタンパク質をはじめ、脂肪酸、ミネラル、ビタミンなどの活性成分が豊富に含まれています。本文で詳しく述べますが、タンパク質はからだの重要な部分をつくり、臓器を丈夫にします。抗酸化作用の強いビタミンEやβ―カロチンは細胞を活性酸素から守り、血管を強化し、ホルモンの分泌をよくし、生殖機能を高めます。ミネラルは、体の機能の維持や調節をよくします。これらの働きが、細胞の新陳代謝を促進して、免疫機能を高め、健康な体づくりを推進していきます。

ペポカボチャ種子エキスによるこのような働きは、とくに尿失禁、前立腺肥大症などの改善に大きな力を発揮します。尿失禁は女性に多く起こる病気です。前立腺肥大症は男性に特有の病気です。つまり、女性、男性両方の泌尿器系の悩みに朗報をもたらすペポカボチャ種子は、これからの高齢化社会に向けて、たいへん心強い味方になることが期待されるのです。とはいえ、ペポカボチャ種子の研究は始まったばかりです。多くのことがこれから次第に解明されていくことと思われます。

本書では、これまでに分かったペポカボチャ種子のさまざまな働きや作用などを大まかにまとめてみました。ペポカボチャ種子について多くの方により理解を深めてもらえるきっかけになれば、著者としてこれほど嬉しいことはありません。


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