オリゴ糖で“腸”元気!!

大腸ガン・老化の防止に

光岡 知足 著 1997.08.31 発行
ISBN 4-89295-379-2 C2177  文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


甘くておいしく体にやさしい

オリゴ糖で“腸”元気!!

オリゴ糖はさわやかな甘さ
ショ糖(砂糖)もオリゴ糖の一つですが、近年開発されたいわゆるオリゴ糖≠ヘ、一般にショ糖より甘味度が低いです。これに加え、温和、上品、さわやかな味のため、オリゴ糖を利用した洋・和菓子、ジャムなどの商品開発が行われています。

低カロリーで消化されにくい
いわゆるオリゴ糖≠ヘヒトの消化酵素によって分解吸収されず、大部分が大腸まで通過します。このため糖として吸収代謝されてエネルギー源にならないので、かつてはノンカロリーといわれていました。
しかし近年の研究によって、オリゴ糖は大腸まで到達し、ビフィズス菌などの腸内乳酸菌に利用された場合、代謝産物として短鎖脂肪酸が生成されることが明らかになりました。この短鎖脂肪酸として吸収された場合、そのエネルギー量は糖として吸収された場合より少なく、直接糖として吸収・代謝された場合の約68%程度です。
したがってオリゴ糖を摂取した場合、血糖値やインシュリンの濃度はほとんど上昇しません。

有害菌には利用されない
難消化性オリゴ糖は、ビフィドバクテリウム・ビフィダム菌を除くロングム菌、ブレベ菌、インファンティス菌、アドレスセンティス菌など、どのビフィズス菌にも非常によく利用されることがわかりました。
腸内の最優勢菌であるバクテロイデス(嫌気性菌類=11頁参照)の一部の菌にも利用されますが、その程度はビフィズス菌の比ではなく、きわめて弱いですし、有害菌であるクロストリジウムや大腸菌・腸球菌には、ほとんど利用されません。

虫歯の原因にならない
オリゴ糖は甘いので、虫歯の原因になるとよく言われます。しかし、虫歯の原因はショ糖を利用するミュータンス菌という虫歯菌によって生成される非水溶性グルカンと乳酸です。その点、難消化性オリゴ糖はすべてミュータンス菌に利用されません。したがって、オリゴ糖は砂糖のように虫歯の原因とならないのです。


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