“第七の栄養素”核酸パワー

新陳代謝を助け細胞イキイキ

松永 政司 宇住 晃治 共著 版 1995.06.10 改訂版 2008.12.16 発行
ISBN 978-4-89295-629-4 C2177 文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


糖尿病や白内障の予防に

“第七の栄養素”核酸パワー

日本人に多いのはU型糖尿病
糖尿病は、すい臓からのインスリンの分泌量が少なかったり、分泌量は充分でも、その働きが衰えたりすることで発症します。
インスリン分泌量が減ったり、働きが衰えたりすると、血糖値(血液中のブドウ糖の量)が高くなります。高血糖の状態が持続すると、さまざまな障害が起きます。
糖尿病には、二つのタイプがあります。一つは、自己免疫疾患やウイルス感染などで、すい臓のインスリン分泌細胞が破壊されてインスリンが分泌されにくくなる、T型糖尿病です。この場合には、インスリンの注射が必要となります。
もう一つは、遺伝的要因、肥満、運動不足、偏った食生活などが重なって発症する、U型糖尿病です。
このタイプでは、必ずしもインスリン注射を必要としません。日本人の糖尿病の大部分は、U型糖尿病です。

インスリンの分泌を活発にする
U型糖尿病の場合は、食事療法や運動療法が有効です。
これらの療法に加え核酸を摂取することも有効と考えられています。核酸にインスリン分泌細胞の細胞増殖を活発にする働きがあるからです。
さらに、核酸成分のアデノシンは、インスリンと同じような働きをすることも知られています。
また、プロタミンに含まれるアルギニンには、インスリンの分泌を促す作用があるため、プロタミンも一緒に摂取することが有効と考えられています。
なお、硫酸プロタミンは、糖尿病の薬として使われます。

抗酸化作用で白内障から目を守る
白内障は眼球の水晶体が濁ってくる病気で、その主な原因は、活性酸素によりタンパク質が変性するためといわれています。
糖尿病になると体内の活性酸素が増加します。そのため、白内障を発症しやすくなります。
すでに述べたように、核酸やその分解物には、活性酸素の働きを抑制する抗酸化作用もあるので、核酸を摂れば白内障などを予防し目を守ることにも役立ちます。


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