“第七の栄養素”核酸パワー

新陳代謝を助け細胞イキイキ

松永 政司 宇住 晃治 共著 初版 1995.06.10 改訂版 2008.12.16 発行
ISBN 978-4-89295-629-4 C2177 文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


母乳に含まれる大事な栄養素「核酸」

“第七の栄養素”核酸パワー

私たちが生まれて最初に口にするのは、母乳です。そして、しばらくは母乳だけで育つわけです。ですから、この母乳の果たす役割は非常に大きいといえます。その中に含まれる重要な栄養素の一つが、核酸です。

しかし、核酸についての栄養学的研究の歴史は、それほど古くありません。核酸は体内で生合成されるということから、栄養素としてあまり関心を持たれなかったり、食事から摂っても意味がないと考えられてきた経緯があります。また、核酸は遺伝子そのものでもあり、分子生物学、遺伝子工学の分野での研究がほとんどでした。

核酸の栄養学的研究に本格的に取り組んだのは、一九八一年のことです。母乳に含まれ乳児の成育に重要で、また加齢に伴い、体内の生合成量が減少する核酸について、栄養学的に研究することは意味がある、と考えたのがきっかけでした。

その後、他の多くの研究者も核酸の栄養学的研究に力を注いだ結果、核酸が持つさまざまな生理的機能が明らかになり、栄養素としての必要性が見直されるようになりました。現在、粉ミルクに核酸を配合するようになったのも、こうした研究の成果によるものです。

今では、核酸は「第七の栄養素」と呼ばれるまでに、その栄養学的価値を認められるようになりました。

平成七年に発行された前著の中で、老化防止や健康維持に役立つ、核酸のいろいろな働きについて述べましたが、それから一〇年以上が経過しました。その間、核酸に関する研究も進み、新たな働きも分かってきました。

そこで、このたび改題・改訂版として本書を発行することとなりました。核酸についてさらに理解を深めるうえで、本書が少しでもお役に立てば幸いです。


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