沖縄モズクフコイダンで樹状細胞の免疫力アップ

がん、胃・十二指腸潰瘍、メタボ対策に最適な海の恵み

阿部 博幸 著 2008.11.23 発行
ISBN 978-4-89295-628-7 C2177  文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


免疫システムの活性化に役立つ

沖縄モズクフコイダンで樹状細胞の免疫力アップ

沖縄モズクの第一の効果
沖縄モズク由来フコイダンの抗がん作用は、多方面から生み出されます。
まず注目したいのは、免疫力を高める効果です。
免疫の指令塔が「樹状細胞」という白血球であることは、1章で説明しました。沖縄モズク由来フコイダンは、この樹状細胞からはじまる全身の免疫システムの活性化に大きく貢献します。そのしくみを順に説明しましょう。

フコイダンは腸で働く
沖縄モズク由来フコイダンは、その分子量が最大50万と大きいため、沖縄モズクを食べても、腸から吸収されるフコイダンの量は10%程度と考えられています。
体の中に吸収されないのであれば、口から食べても効果は期待できない、というのが従来の常識でした。
しかし、免疫のしくみが明らかになるにつれて、そうした常識は覆されました。免疫システムが最も発達している組織は、腸だということが近年の研究でわかったのです。

腸管免疫のしくみ
口から胃、腸へと続く消化管は、呼吸や食事を介して絶えず入ってくる病原菌などの攻撃にさらされています。まさに消化管は免疫の最前線といってよく、ここで異物の侵入を抑えられるかどうかが健康を大きく左右します。
そのため、全身のリンパ球の約6割が腸に集結しています。とくに栄養吸収の拠点である小腸の壁には「パイエル板」というリンパ球の待機場所がたくさん存在しています。
小腸まで侵入してきた異物は、このパイエル板の入り口のM細胞に次々捕獲されます。そして、パイエル板の中で侵入者の情報が解析され、それを合図に全身の白血球が一気に活性化して、異物をすみやかに排除するしくみになっています。
このとき、パイエル板で得た情報を全身のリンパ球に伝えるのが、樹状細胞です。

「擬似侵入者」として活躍
沖縄モズク由来フコイダンは、「擬似侵入者」の役目を果たします。
つまり、沖縄モズク由来フコイダンを摂取すると、小腸で「侵入者」としてパイエル板のM細胞に捕獲されます。その結果、樹状細胞からスタートする全身の白血球の活性化につながるのです。

がんの予防と解決に貢献
日常的に沖縄モズク由来フコイダンを摂取していると、つねに体の免疫力を高い状態に保つことができます。これはがんの芽が生じたときに、素早く摘み取るうえで大変有利です。
また、がんと闘うときにも、沖縄モズク由来フコイダンの免疫賦活効果は大きな助けとなります。


その他の各種サプリメント関連書籍