沖縄モズクフコイダンで樹状細胞の免疫力アップ

がん、胃・十二指腸潰瘍、メタボ対策に最適な海の恵み

阿部 博幸 著 2008.11.23 発行
ISBN 978-4-89295-628-7 C2177  文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


がん患者さんのQOLを高める逸材

沖縄モズクフコイダンで樹状細胞の免疫力アップ

私のクリニックには、重篤ながんを患っている患者さんがたくさん来院されます。他の医療機関で余命を告げられた末期がんの患者さんや、抗がん剤の副作用に苦しむ患者さん、あるいは標準治療(手術・抗がん剤・放射線)以外の療法を試してみたいと考える患者さんなどさまざまです。

そうした患者さんに対して、当院では標準治療と併用あるいは単独で、代替療法を積極的に行なっています。本書でとりあげる沖縄モズク由来フコイダンは、その有力な素材の1つです。

私はこれまでがんの治療にさまざまな食品素材を使用してきました。その中でも沖縄モズクから抽出された沖縄モズク由来のフコイダンは、がんの予防のみならず、がんの治療にも活用できる最も優秀な素材という印象をもっています。
たとえば次のような患者さんがいらっしゃいました。50代の女性の方ですが、ここでは仮にSさんとお呼びします。
Sさんは、大学病院で乳がんの根治手術を受け、6年後に両大腿骨と骨盤に転移がんが見つかりました。すぐに同じ病院で抗がん剤による治療を開始しましたが、腰と両足の痛みが激しく、不安を覚えたSさんは、代替療法を求めて当クリニックを訪れました。

骨に転移したがんを治すのは容易ではありません。代替療法においても同様です。それでも、沖縄モズク由来フコイダンの力を信じて、抗がん剤と併用で摂取してもらうことにしました。

すると、1ヵ月半ほどで患部の激しい痛みがかなりやわらいできたことをSさん自身が実感。心身の苦痛が軽減したことで、Sさんの日常生活は大きく変化しました。いわゆるクオリティ・オブ・ライフ(生活の質)が著しく改善されたのです。4ヵ月後にはがんがわずかに縮小していることも画像診断で確認できました。

がんが縮小したことも重要ですが、患者さんが最も望むのは、がんの痛みや苦しみから解放されることです。それを実現するのが代替療法であり、沖縄モズク由来フコイダンの真骨頂といえます。

いま、がん治療の現場では、がん克服の最有力手段として、新しいタイプの「免疫療法」が注目されています。
免疫というのは、体にもともと備わっている病気を退ける力のことです。その免疫に働く白血球の力を高めるのが免疫療法ですが、最近は白血球の中でもとくにリンパ球の指令塔である「樹状細胞」が重要なキーワードとして脚光を浴びています。沖縄モズク由来フコイダンは、まさにこの樹状細胞の活性化に役立つのです。

がん以外でも、高脂血症、糖尿病、アトピー性皮膚炎、胃潰瘍、肥満に至るまで、沖縄モズク由来フコイダンはさまざまな症状に効果を発揮します。しかも、私たち日本人が昔から口にしてきた安全な食品素材であり、効果のしくみが医薬品なみに詳しく研究・解明されているのも大きな特徴です。

おいしくて安全で体にいい、これこそ最高の健康食品といえるでしょう。


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