メシマコブでガン・生活習慣病に克つ

幻のキノコが免疫力を増強して抵抗力アップ

松永 政司 著 2002.08.31 発行
ISBN 4-89295-428-4 文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


ほかのキノコとどこが違うのか

メシマコブでガン・生活習慣病に克つ

キノコの持つ有効成分
キノコに含まれているおもな成分は、多糖体と呼ばれ、単糖が数多く結合した高分子化合物です。この多糖体のうち、特にグルコース(β‐グルカン1〜3)に、抗ガン作用のある有効成分が含まれていると考えられています。
グルカンはブドウ糖だけが結合した多糖体で、特にβ‐グルカンの抗ガン効果が注目されていますが、経口投与での効果は疑問視されています。
このように抗ガン効果があるとされる多糖体ですが、多糖体そのものには直接、ガン細胞を攻撃する働きがないことがわかっています。多糖体が発揮する抗ガン効果は、実は多糖体が私たちの体の免疫力を高めてくれることによるものなのです。免疫力が高まることで、ガン細胞の増殖などを抑制できるからです。
このような、免疫力を増強する作用を“免疫賦活作用”といいます。

ほかとは違う「メシマ」の多糖体
ほかの多くのキノコ由来の健康食品と同様に、「メシマ」の抗ガン作用も免疫賦活作用によるものです。しかし、ほかと明らかに異なっているのは、先に述べた、メシマコブによる腫瘍阻止率九六・七%という実験結果に裏打ちされた、その高い抗ガン作用です。
このことからわかるのは、「メシマ」の持つ免疫賦活作用が非常に強力なものであるということです。これに関しては、第二章で詳しく述べたいと思います。
それでは、「メシマ」の強力な免疫賦活作用は何に由来しているのでしょうか。
メシマ」分画成分で特に強い抗腫瘍活性を持つ多糖体の構成糖を見てみると、上段の図のようになります。カワラタケからつくられるクレスチン(PSK)と比較すると、その違いは一目瞭然です。「メシマ」のこの多糖体の特徴は、次のようになります。

・グルコースより、マンノースやガラクトースの割合が多い。
・α(1→4)、β(1→6)の結合を持つ酸性ヘテロマンナンタンパク複合体である。
・分子量(一五〇KD=約一五万個)が、ほかのキノコ(一〇〇KD)より大きい。

このような特徴こそが、「メシマ」の強力な免疫賦活作用を生み出していると考えられます。

クレスチンと「メシマ」分画成分の構成糖の比較
クレスチンメシマ
マンノース15.00%44.20%
ガラクトース3.00%24.10%
グルコース75.00%21.10%
アラビノース  −1.00%
キシロース5.00%3.70%
フルクトース2.00%


経口投与でも効果が大きい
ほかのキノコより分子量が大きい(高分子)ことから当然、経口投与、すなわち口から飲んでも効果があるのかという疑問がわいてきます。というのは通常、分子量が小さいほど腸管から吸収されやすいからです。
しかし、金沢大学薬学部・太田富久教授のマウス実験では、経口投与でも「メシマ」の場合は、八九・七%という高い腫瘍阻止率を示しました。
腸管から吸収されているか否かはわかりませんが、「メシマ」は、健康食品として口から摂取しても効果が大きいと言うことができます。


その他の各種サプリメント関連書籍