メシマコブでガン・生活習慣病に克つメ

幻のキノコが免疫力を増強して抵抗力アップ

松永 政司 著 2002.08.31 発行
ISBN 4-89295-428-4 文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


シマコブの強力な免疫賦活作用

メシマコブでガン・生活習慣病に克つ

マクロファージとT細胞を活性化
「メシマ」がどのくらい免疫力を増強するのかについては、たとえば、韓国ソウル大学の金炳枕(キム・ビョンガク)先生や、同じく韓国の忠南国立大学校の鄭賢溶(チョン・ヒュンヨ)先生が行なったマウスの実験により確認されています。
一九九一年の金先生の実験では、マウスを「健康なマウス」「『メシマ』を投与した健康なマウス」「サルコーマ180というガン細胞を移植したマウス」「サルコーマ180の移植後に『メシマ』を投与したマウス」の四グループに分け、それぞれの状態を比較しました。
その結果、「メシマ」がマクロファージの活性を三〜五倍増強することが明らかになりました。前述したように、私たちの免疫システムはマクロファージの働きから始まりますので、そのマクロファージが活性化されることは免疫の“司令塔”と呼ばれるT細胞をも同程度活性化するため、免疫機能全体が活性化・増強されることにつながります。
また、健康なマウスとガン細胞を移植したマウスに「メシマ」を投与し、免疫機能の状態を調べた、鄭先生の実験でも、マクロファージの活性化が認められました。
さらに、この実験では、リンパ球の形成能力が三・三倍増強されたという結果がでています。リンパ球はT細胞などのことですが、この三・三倍という数字は、先の金先生の実験での、マクロファージの活性が三〜五倍増強されたというデータと符合しています。
そしてまた、この実験においては、B細胞の抗体産生能力が一二九倍も増強されるという結果がでています。これにより「メシマ」には、衰えた抗体産生能力を回復させる、大きな作用のあることが判明しました。

メシマコブの体内作用のメカニズム


ガンの敵・NK細胞も活性化
NK細胞は前述したように、ガン細胞の攻撃に大きな役割を果たす免疫細胞ですが、いったんガンになってしまうと、このNK細胞の力が弱まってしまいます。
メシマコブが、この弱ってしまったNK細胞をどの程度活性化するのかについては、山名征三先生の臨床試験データがあります。
胃ガンを切除した患者さんに、抗ガン剤と、山名先生ご自身が培養・抽出したメシマコブのエキスを併用して投与したところ、二八日後には次ページの図に見られるように、NK細胞の活性が約二倍増強されたことが報告されています。
この場合、より免疫賦活作用の強力な「メシマ」を使用していたなら、さらに高い数値がでたであろうと考えられます。

メシマコブを投与した場合のNK活性


ガン細胞のアポトーシスを促進
マクロファージには、先に述べたような、免疫システム内での役割のほかに、ガン細胞をアポトーシス(細胞の自然死)させるという働きもあります。マクロファージはガン細胞を認識すると、一酸化窒素(NO)とTNF(腫瘍壊死因子)を放出しますが、これらが働き、ガン細胞をアポトーシスさせます。
したがってマクロファージを活性化させる「メシマ」には、免疫力の強化ばかりでなく、ガン細胞のアポトーシスを促進させるという面でも大きな効果が期待できます。


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