免疫力を高め健康体をつくるシイタケ菌糸体

血圧・コレステロールを下げ、ガン・肝炎などの難病にも効果あり

岡田 淳 著 初版1998.06.30 改訂版2006.09.15
ISBN 4-89295-615-5 C2177 文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


選び抜かれる菌糸体エキスの抽出法

免疫力を高め健康体をつくるシイタケ菌糸体

接種に選ばれる菌糸体の条件
シイタケ菌糸体の培養方法はいろいろありますが、もっとも含有量が高められる方法として、固層培養が挙げられます。
栄養源となるのが培地ですが、シイタケ菌糸体が繁殖し、無駄なく利用できる条件として、バガスと呼ばれるサトウキビの繊維(糖分を完全に除去したあとの繊維)と、脱脂米糠(米糠から脂肪分を取り除いたもの)を水分調整・混合して使用します。
まずは、この二つを耐熱性の特殊なポリプロピレンの袋に入れて120℃の温度で7時間かけて滅菌した後、シイタケ菌の接種を行ないます。この時接種するのは、2000種以上の中から厳選された1種だけです。
選ばれる条件としては、長い月日の培養に耐えられる強い菌で、なおかつ培地の栄養をどんどん分解吸収していく力のある菌です。
無菌下での接種を行なった後、シイタケ菌糸体を育て、繁殖させるために、温度を調節しながら7ヵ月培養します。

培地の栄養をたっぷり吸収
日が増すごとに、袋の中は白い糸状のようなもので覆われてきます。シイタケ菌糸体は培地であるバガスと脱脂米糠を養分として成長し、繁殖していきます。
7ヵ月が経過した後、菌を培養室から低温の冷蔵室に移します。
“低温ショック”を与えられた菌糸体にとっては、突然生命を脅かされる状況下に置かれたのも同然です。
どの世界でも共通していえることですが、生命にかかわるような厳しい状況下に投げ出された時、生物は二種類に分かれます。過酷な状況下にあっても生き抜こうとするものと、力尽きてしまうものです。
当然のごとく、弱い菌は滅び、強い生命力を持つ菌だけが残ります。生き延びている強い菌糸体にとっても、このままでは自分たちが死に絶えてしまうかもしれないと身の危険を感じます。すると、子孫を残さなければと、自分たちの子供を作る力を蓄えようとするのです。そこで栄養をできる限りため込み、爆発的に繁殖をはじめます。

酵素で分解して抽出
冷蔵室にそのまま約20日間放置してから常温に戻すと、菌糸体はシイタケを生やそうとします。
エキスを抽出するのはその直前、つまり菌糸体が子孫を残すためにたっぷりと栄養分をため込み、もっとも活性力のある状態になったところで、酵素を利用した特殊な手法でエキスを取り出すわけです。
こうして育てられたものは非常に強い菌糸体ですから、成分としてもすぐれていることは言うまでもありません。


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