レシチンで細胞から強く美しく

血圧安定、臓器機能向上などに効果!

秦 葭哉 著 1994.04.25 発行
ISBN 4-89295-335-0 C2177  文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


レシチンは油脂の一種

レシチンで細胞から強く美しく

コレステロール増加を防ぐ
さて、薬効を見る前に、レシチンとはそもそもどんな物質なのか、探ってみま レシチンは、大きく分けると油脂いわゆる“脂質”の一種です。 油脂と聞いてます何が頭に浮かぶかといえば、料理に使う油、肉の脂身、バターなど、まさに油ぎったものですね。
そして、それらの油脂(獣肉の脂やリノール酸)を摂り過ぎるとコレステロールが蓄積され、肥満・動脈硬化を招く、という話はみなさんもよくご存知だと思います。
つまり「油脂→コレステロール→成人病を招く」このようなイメージを脂質に対して抱いている人は多いでしょう。
しかし、レシチンは脂質の一種でありながら“コレステロールの増加を防ぐ”有効な作用があるのです。それはなぜか?

貴重なレシチンの親水性
一口に脂質といっても、いくつかの種類に分類することができますが、レシチンは“リン脂質”の一種に属します。
レシチンの特徴として第一にあげられることはほかの脂質と比べて“親水性”に優れていることです。普通、「水と油は混ざらない」ものですが、レシチンはその仲を取り持つことができるのです。
わかりやすい例はマヨネーズ。この原料は卵・酢・油ですが、酢と油は“水と油”の関係に等しいので本来ならば分離しているところ。それをつなぎとめているのが卵黄のレシチンです。
レシチンの脂肪酸部分が“親油性”を示して油とつながり、リン酸基とコリンの部分が“親水性”を示して酢とつながるため、油と酢が混ざりあえるのです。
このようなレシチンの親水性(乳化作用)は、わたしたちの体内でも、タンパク質と脂肪を結合させたり、コレステロールを溶けやすくしたりIと重要な役割を果たしています。
たとえば、肝臓から胆管へ排泄される胆汁には、コレステロールと一緒にリン脂質のレシチンが多量に含まれ、コレステロールを胆汁に溶けさせています。胆汁中のリン脂質が何らかの理由で量が不足したり、種類が変わったりすると、コレステロールは胆汁から析出して結晶化し、それが大きく成長するとコレステロール結石と呼ばれる胆石の原因になるといった具合です。



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