レシチンで細胞から強く美しく

血圧安定、臓器機能向上などに効果!

秦 葭哉 著 1994.04.25 発行
ISBN 4-89295-335-0 C2177  文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


コレステロールを溶解・排出する

レシチンで細胞から強く美しく

血管壁にコレステロールが溜ると……
レシチンには様々な有効作用があります。そのひとつである“コレステロールを溶解する”作用から説明していきましょう。
コレステロールにはHDL−コレステロール (善玉)と、LDL−コレステロール(悪玉)の二種類あります。よくいわれるように、動脈硬化の危険因子として作用しているのは“悪玉”の方です。
悪玉コレステロールが血管中に増加すると血液が粘性をおび、血流がスムースに循環しずらくなります。
また、血管壁に傷がついたらその箇所にコレステロールや血小板などが付着し、どんどん溜って血流を阻害してしまいます。
さらに硬化して細くなった血管には“血栓”ができやすくなります。それが脳に起これば脳血栓、心臓に起これば心筋梗塞と、命にかかわる病気を招いてしまうのです。
レシチンには、そんな血管壁にこびりついた悪玉コレステロールを血液中に溶かし出し、そして体外に排出させ、血行を良くする作用があります。

レシチンの“乳化作用”
「コレステロールを溶解する」この有効作用は、一章でも述べましたレシチンの親水性とかかわっています。 レシチンは脂質の一種でありながら水と親しむ特性があります。この特性のおかげで、レシチンが水と油をつなぎ合わせる。仲介役″をつとめることは、先にも述べた通りです。
この作用は血管壁にも作用して、血管壁に付着したコレステロールと血液をなじませることにより、コレステロールを小さく溶かして排出することができる、というわけです。この作用を“乳化作用”といいます。

タンパク質と脂肪との仲介役も果たす
また、レシチンは血液中のタンパク質と脂肪を結合させる仲介役も果たしています。
からだに必要な栄養素は血液によって各器官に運ばれていますが、脂肪が血液の中を移動するときは、脂肪だけでは血液と分離してしまうため、タンパク質と結合した状態(リポタンパクという) になっています。
レシチンは、血液中の脂質の運搬や、細胞内の脂質代謝作用をするリポタンパクの合成にひと役買っているのです。




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