がんの増殖・転移を防ぐ包接プロポリス

包接化で機能性アップ、老化防止や美容効果も

寺尾 啓二 丸田 浩 共著 2010.12.12 発行
ISBN 978-4-89295-810-6 C2177 文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


包接化によるプロポリスの改善

がんの増殖・転移を防ぐ包接プロポリス

三〇年ほど前までは、ほとんどの日本人にとってプロポリスはなじみのないものでした。しかし今日では、数多い健康補助食品の中でも人気商品となり、たくさんの人に利用されています。しかも、それだけにとどまらず、医療現場において、医師が治療行為に用い、実績をあげているケースもみられます。

このように、短期間のうちに広く普及し、いわば健康補助食品の優等生ともいえるようなプロポリスですが、特有のにおいや味、有効成分の不安定性やその他、幾つかの問題点を抱えていることも事実です。仮に、これらの問題点が解決されれば、より快適に、より効果的に、より安全に利用できるという大きなメリットが生まれます。

こうした状況の中で、現在、製法や形態などが異なる各種の製品が開発され、流通しています。しかし、問題点の解決に関しては、まだ十分とはいえないのが現状です。

そこで今回、研究・開発を試みたのが、γ―シクロデキストリンによる「包接化」という方法です。詳細については第2章で述べますが、この方法は、すでにコエンザイムQ10で経験済みであり、そこにも同様に存在する幾つかの問題点を解決し、その機能性をより高めることが確認されています。現在のところ、プロポリスの複数の問題点を一挙に解決できるのは、この包接化以外にはないと考えられます。

プロポリスは産地や起源植物などが異なると、その成分や効果に違いが生じてきます。たとえば、ポプラを起源とするプロポリスには、希少難病の神経線維腫症やがんなどに対して有効な成分であるコーヒー酸フェネチルエステル(CAPE)が、多く含まれることがわかっており、包接化により、その効果はより高まるものと思われます。

なお、本書中「プロポリス」の語はプロポリス全般を、「包接プロポリス」はγ―シクロデキストリンで包接化したプロポリスを指しています。

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