ガン細胞を自滅させる昆布のフコイダン

解明された驚くべき有効性

北 廣美 著 1999.04.08 発行
ISBN 4-89295-395-4 C2177  文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


こんなに凄いフコイダンのパワー

ガン細胞を自滅させる昆布のフコイダン

生活習慣病の改善にも有効
ガン治療はもちろん、フコイダンは他の生活習慣病でも大いに治療効果が期待されています。学会では、フコイダンには血中コレステロール(脂質)低下作用、血圧低下作用、抗アレルギー作用があることも発表されました。(5)〜(8)
これらの作用により、生活習慣の変化で人々の間に増加傾向のある高脂血症や高血圧症なども改善される他、アレルギー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などのアレルギー性症状に対しても有効な治療効果があるだろうと考えられています。
また、フコイダンは糖分であると同時に、フコイダンそのものが食物繊維であるともいえます。人間の腸内にはフコイダンを消化分解する細菌がいません。そのためフコイダンは腸内で食物繊維と同様の役割を果たすともいえるわけです。

カルシウムの補給にも役立つ
カルシウムは、骨や歯を作ることで知られていますが、他にもアレルギーによって起きてくる花粉症や喘息の抑制作用、大腸の粘膜細胞の増殖をコントロールする働きなどがあります。カルシウム不足になると血圧を高くする原因になったり、動脈硬化を起こしやすくなったりします。特に、骨のすき間が増える骨粗鬆症などはまさにこのカルシウムが不足することによって起きてくる病気です。
年齢を重ねるごとにカルシウムを吸収する能力は低下するといわれ、女性の場合、35歳を越えたらそれまでより1・5倍のカルシウムを摂取するように心がけたほうがよいでしょう。
ここでいいたいのは、実はフコイダンは食物繊維でもあると同時にカルシウムそのものでもあるということなのです。
フコイダンの分子内には多くの硫酸基があり、それぞれの硫酸基には対になるカルシウムがついています。(1)
通常、硫酸カルシウムは水に溶けませんが、フコイダンは5%以上の濃度で水に溶けてしまうカルシウム塩です。
要するに、フコイダンを体に取り入れることで、カルシウムの補給も容易にできるようになるのです。

痴ほう症にも効果が期待
痴ほう症のアルツハイマー病にはアルミニウムの蓄積が関係しているといわれています。ところが、何とフコイダンはアルミニウムイオンをとらえる力にも優れているのです。(9)、(10)
そこで、フコイダンが腸の中でアルミニウムイオンをとらえ、体の外へ出すことで腸内でのアルミの吸収を防ぎ、痴ほう症の発生をくい止めるという可能性も考えられるようになりました。
北海道のある地域では「モズクをよく食べる老人にボケている人は少ない」といわれているそうです。モズクというのはコンブと同様にフコイダンを多く含んでいます。
また、マウスによる実験で、硫酸基を多く含む物質を食べさせたところ、アミロイドの蓄積が阻害されたということも判明しました。これらの例を見ても、フコイダンが痴ほう症を防ぐ可能性は本当に大きいと考えられるのです。


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