マクロファージ活性化に小麦発酵抽出物

免疫力を高めて生活習慣病に打ち勝つ天然の素材

杣 源一郎 著 2008.10.25 発行
ISBN 978-4-89295-627-0 C2177 文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


乳酸菌の1万倍に相当する効果

マクロファージ活性化に小麦発酵抽出物

「TLR4」に働く唯一の物質
小麦発酵抽出物は、マクロファージの表面に設けられた特定の受容体を介して、マクロファージを活性化します。
マクロファージの表面には「TLR(トールライクレセプター)」と呼ばれる受容体があって、これまでに11個のTLRが見つかっています。
このうち、小麦発酵抽出物はTLRの「4」に結合し、作用することが確認できました。
小麦発酵抽出物以外でも、マクロファージを活性化する物質は、おおむねこのTLRを介して効果を発揮します。しかし、TLRの「4」を介してマクロファージを活性化し、安全性が確認され、食品などへの利用が可能な免疫活性化素材は、小麦発酵抽出物だけです。
例えば、よく知られている既存の免疫活性化素材としてキノコや海藻などに含まれるβ―グルカンや、乳酸菌に含まれるペプチドグリカンなどは、もっぱらTLRの「2」に作用します。
じつは、TLR「4」を介した刺激は、TLR「2」を介した刺激にくらべて、非常に少量で伝達できることがわかっています。また、TLR「4」を介した刺激でマクロファージが活性化すると、ウイルス感染を防ぐインターフェロンの産生が促されることも確認できています。これはTLR「2」を介した刺激では得られない効果です。
その結果、小麦発酵抽出物は、他の免疫活性化物質にくらべて、ごくわずかな量で効果を発揮する他、効果の「質」も他を圧倒しています。乳酸菌の1万倍くらいの効果が期待できるのです。

※図省略


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