淡水性単細胞緑藻・正しいクロレラよく効くクロレラ

栄養学的・医学的根拠に富む健康食品

山田 幸二 著 1994.09.27 発行
ISBN 4-89295-341-5 C2177 文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


胃・十二指腸の潰瘍を軽減

淡水性単細胞緑藻・正しいクロレラよく効くクロレラ

粘膜のただれを修復
クロレラ剤常用による治療例としてしばしば取り上げられるものに、胃潰瘍や十二指腸潰瘍が治った、というものがあります。あまり重症の場合、クロレラを飲んだだけでそれが完治することはあり得ませんが、軽い潰瘍なら治る場合もありますし、少なくとも症状の軽減にはつながるはずです。
なぜ、クロレラが胃潰瘍一十二指腸潰瘍に効くのでしょうか?
一つには、タンパク質の作用です。胃・十二指腸潰瘍とは、ご存じの通り、強いストレスなどが原因で、胃や十二指腸の内腔(内側の粘膜)が“ただれて”しまう病気です。
ということは、治療にはまずただれた粘膜を保護する必要があるわけですが、そのためには、体細胞の主成分であるタンパク質が一番よいのです。

クロレラのタンパク質は優秀
良質なタンパク質を胃や十二指腸に送り込むと、それがただれた粘膜を修復してくれます。「胃潰瘍の食事療法」などという類の本を読んでも、良質なタンパク源をたっぷり摂ることがすすめられているはずです。
クロレラは、“畑のお肉”といわれる大豆以上に良質なタンパク源ですから、食事療法には最適の食品といえます。

細胞賦活作用
また、クロレラに多く含まれているビタミンA、Cも、胃や十二指腸の細胞の再生を助ける成分ですし、クロロフィルも胃疾患に効果があります。クロロフィルは昔から胃薬として使われてきた成分です。胃薬に緑色をしたものが多いのは、このクロロフィルが含まれているからなのです。
そのほか、「CGF(クロレラエキス)が持つ細胞賦活作用によって粘膜の損傷が回復する」という仮説も立てられていますが、これについてはまだ確定していないので、明言は避けたいと思います。
ともあれ、クロレラが胃・十二指腸潰瘍を軽減することだけは確かといえます。



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