体脂肪の燃焼・ダイエットにカプサイシン

トウガラシの辛味成分が体熱産生を促進する

倉田 忠男 著 2001.08.01 発行
ISBN 4-89295-418-7 C2177  文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


減塩効果にも一役買っている

体脂肪の燃焼・ダイエットにカプサイシン

食塩のとりすぎは高血圧の一因
一説によると、日本人で血圧が高めの人は二千万人とも三千万人ともいわれています。高血圧になるのは、血管に動脈硬化がおこり、血管の弾力性がなくなったり、血管がつまって狭くなったりして、血圧が上がるからですが、それをもたらす原因の一つに、食塩のとりすぎがあります。
一般に細胞の外側にはナトリウムが多く、内側にはカリウムが多くあって、両者がバランスをとって、水分の調節をしています。
食塩の主成分はナトリウムですので、食塩をとりすぎると、ナトリウムが必要以上に多くなり、水分バランスが崩れ、血管壁がふくらみ、血圧が高くなるのです。またナトリウムが増えると、血管が神経からの刺激に敏感になって、収縮しやすくなり、血管の通り道を細くして血圧を上げるのです。

減塩効果のあるカプサイシン
トウガラシの辛さのイメージからか、トウガラシをたくさん食べると血圧があがるのではないかと誤解されている面がありますが、そうではありません。
たとえば、昭和女子大学の木村修一教授の実験によると、高血圧ラットにカプサイシンを添加したエサと添加しないエサを与えて比較した結果、カプサイシンを添加した餌を食べると、食欲が増進するとともに食塩摂取量が低下することが明らかとなっています。
もちろん、人間とラットとの違いはありますが、人間の場合にもカプサイシンには減塩効果があることが期待されます。
高血圧の治療法としては、肥満防止、適度な運動、禁酒、減塩などがいわれていますが、減塩の一手段としてカプサイシンの効果も見直されてもいいと思います。


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