カルシウムが骨・血管・神経を強くする

江澤 郁子 著 1993.01.27 発行
ISBN 4-89295-314-8 C2177 文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


骨の“軽石状態”骨粗鬆症

カルシウムが骨・血管・神経を強くする

骨粗鬆症とは
骨粗鬆症とは、骨のカルシウムが減少し、ダイコンにスが入ったように骨中がスカスカになり、少しのショックや重さにも耐えられない状態になる病気です。腰や背中が曲がり、簡単に骨折するなどの症状がでてきます。

なぜ骨粗鬆症になるのか
第1章でカルシウム代謝調節について記しましたが、骨粗鬆症は、体内のカルシウムが不足したことにより、血液中のカルシウム濃度を保つため骨からのカルシウム溶出が続き、骨量が減少するのです。
人間の骨はおよそ30〜40歳代で最大骨量(骨が最も強く密度が高い状態)に達し、それ以後、加齢とともに骨量は減少します。
それはカルシウムやビタミンDの摂取量が減少し、さらに腎臓機能の低下で、カルシウムの吸収を促進する活性型ビタミンDが減少するからです。そして運動筮の減少、また、骨の溶出を防ぐカルチトユンの分泌の減少も関係します。
ことに女性は、閉経によって女性ホルモン(エストロゲン)が激減するために副甲状腺の機能が活発になり、骨からのカルシウム溶出が促進されてしまいます。

骨粗鬆症をどう防ぐか
最大骨量は、子どものときのカルシウム摂取量と運動量によって決まります。若いころからとくに女性はカルシウムを十分とるようにしましよう。毎日の適度な運動は骨を強く丈夫にします。
また、日光を浴びることも間接的に骨を強くします。私たちの皮膚の下にはプロビタミンD(ビタミンDの前駆物質)があり、紫外線によってビタミンDになります。それが血流にのって肝臓、腎臓に運ばれ、カルシウムの吸収を促進する活性型ビタミンDになるのです。1日15分をめどに日光浴をしましょう。


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