ストレスと痛みを緩和する母乳成分ラクトフェリン

現代人の心身を癒す「多幸感物質」の驚くべき作用

原田 悦守 木元 博史 共著 2005.07.23 発行
ISBN 4-89295-605-8 C2177  文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


発がん後も多方面からサポート

ストレスと痛みを緩和する母乳成分ラクトフェリン

抗がん剤の治療効果を高める
発がん後も、ラクトフェリンは多方面から患者さんをサポートします。
第1に、抗がん剤にラクトフェリンを併用すると、その治療効果が高まります。がんを移植したマウスに、抗がん剤(シスプラチン)と併せてラクトフェリンを与えたところ、その投与量が多いほど、がんの面積が縮小したのです(図)。

がんの転移を抑える
第2に、動物実験では、ラクトフェリンの投与で、がんの転移が抑えられることが示されています。
ラクトフェリンは、免疫力を高めてがんの転移を抑止すると同時に、次のような効果を発揮します。
がんは増殖する際、人体の血管から勝手に引込み線を作って、そこから栄養を横取りしはじめます。「血管新生」と呼ばれる現象です。新生血管ができると、がんの増殖は一気に進み、しかもそこを伝って転移しやすくなります。ラクトフェリンはそうした血管新生を抑えると同時に、すでに形成された新生血管を断ち切る作用のあることもわかっています。

終末医療のQOLの向上に
第3に、ラクトフェリンには、闘病中のストレスや、末期の疼痛をやわらげる作用が期待できます。
通常、がん末期の激しい痛みや不安感には、大量のモルヒネとステロイドが使われますが、それらは強い副作用があり、連用による耐性や依存性の発現も避けられません。
一方、ラクトフェリンを併用して免疫力を最大限に高めれば、薬剤の使用量を減らせる可能性があります。これは結果的に、がんの直接の死因となりやすい日和見感染(46頁)の予防にもつながります。



※図省略

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