ビール酵母で胃腸快調

大麦麦汁の豊かな栄養が凝縮されたいのちの妙薬

板垣 知雄 著 1998.07.28 発行
ISBN 4-89295-385-7 C2177  文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


血糖をコントロールし耐糖性向上

ビール酵母で胃腸快調

糖尿病は二つのタイプがある
インスリンは血液中の糖を全身の細胞が円滑に使うために大切なホルモンです。インスリンの供給に不都合が生じると糖尿病になりますが、糖尿病には二つのタイプがあります。
一つは、インスリンを作る膵臓のランゲルハンス島の細胞が何らかの原因により壊れてホルモンの供給ができないケースで「インスリン依存型糖尿病」といいます。
もう一つのタイプは、インスリンは分泌されるが何らかの原因で働きが不完全である「インスリン非依存型糖尿病」で、中年以降の人に多くみられます。

クロム化合物が手助けに
ビール酵母で糖尿病がコントロールできることは古くから知られていました。わが国では1931年(昭和6年)に臨床試験が行われ、有効であったことが医学誌に記されています。
また、第六改正日本薬局方の解説書から約30年間にわたり酵母製剤の効能の一つに糖尿病が示されていました。
 糖尿病に対するビール酵母の効果は、酵母に含まれる極微量ミネラルであるクロムによるとする説があります。クロムはブドウ糖代謝に関する必須ミネラルであり、タンパク質と結合した特殊な物質がインスリン非依存型糖尿病に対してインスリンの働きを介助すると考えられています。

ビール酵母細胞壁の成分も効いた
ビール酵母細胞壁(YCW)は食物繊維に属します。
食物繊維の血糖値改善効果はすでに認められていますが、糖尿病の専門医である赤沢好温博士はYCWを糖尿病治療に試用しました。
その結果、8名中5名はブドウ糖負荷試験(GTT)の血糖値のパターンが改善されたことを観察しています。
また、糖を摂取した後の血中インスリン量の変化が、YCWの投与によって改善され、耐糖性が向上したデータも得られました。


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