ビール酵母で胃腸快調

大麦麦汁の豊かな栄養が凝縮されたいのちの妙薬

板垣 知雄 著 1998.07.28 発行
ISBN 4-89295-385-7 C2177  文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


ビール酵母の活用術

ビール酵母で胃腸快調

老化防止とダイエット
ハリウッドの美容顧問をつとめた栄養学者ゲイロードハウザーの著書 『若く見え長生きするには』には、老化防止にビール酵母、小麦胚芽などの五つの食品の常食を奨めています。
ダイエットでは、すべての栄養素の摂取レベルを下げるような食事制限は健康を蝕みます。減食はしてもタンパク質やビタミン、ミネラル、食物繊維は不足にならない工夫が必要です。そのジレンマにビール酵母は応えてくれます。

妊娠・授乳期に
妊娠期の母子の栄養配分は胎児優先のルールが厳存し、不足時の被害は母体が負担します。要求が急増するタンパク質を要領よくとるために、また7割も要求が増える鉄を円滑に取り込むためにも、ビール酵母は役立ちます(38頁参照)。

中年の高脂血症予防に
食物繊維はコレステロールや中性脂肪の腸管からの吸収を抑制します。ビール酵母細胞壁の成分にもその機能があることが確認されています(44頁参照)。

胃を失ったら……
胃の一部または全部を切除して生活している人は今や100万人といわれます。胃を失われた人達の健康維持にビール酵母は貢献する力を備えています。

「有害菌対策」……食中毒菌や病原菌を胃酸で殺菌できなくなった術後は、乳酸菌製剤で防衛力を補いますが、ビール酵母製剤の併用は乳酸菌を活性化し良好な腸内環境づくりに有効です(34頁参照)。

「鉄欠乏性貧血対策」……胃は腸で鉄を吸収するために重要な役割をになっており、無胃は貧血に要注意です。ビール酵母の還元力は鉄の吸収の向上に寄与すると思われます(38頁参照)。

「血糖調節に協力」……無胃は血糖値が不安定になり、膵臓は対応に多忙をしいられます。ビール酵母は膵臓に必要な亜鉛、クロムを含み、また血糖調節作用のある食物繊維も豊富です(40頁参照)。

「食物繊維の給源」……術後の消化管吻合部は狭く、長繊維の食品は要注意ですが、健康に食物繊維は必須です。ビール酵母細胞壁のような食物繊維は術後に適しています(24頁参照)。

「少食の栄養対策」……少量で高栄養をとる工夫は無胃への課題です。水分を除いた乾燥ビール酵母はコンパクトに多量の栄養成分を摂取するのに適しています(第U章参照)。

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