生活習慣病、アンチエイジングにアポラクトフェリン

強力な抗菌作用が多彩な健康効果をもたらす

井上 浩義 著 2010.11.03 発行
ISBN 978-4-89295-809-0 C2177  文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


アポラクトフェリンの効果

生活習慣病、アンチエイジングにアポラクトフェリン

食事由来のAGEs
AGEsは、日常の食生活の中でもごく頻繁に体内に取り込まれています。食品を加工する過程で、糖とたんぱく質(またはアミノ酸)が反応し、AGEsが生じるからです。
身近な食品では、パン、ビスケット、味噌、醤油、日本酒、ビール、ココア、ワインなどの茶褐色のもとになっている成分の1つが、まさにAGEsです。
国内外の研究をみると、食事由来のAGEsのうち、6〜7%が体内に蓄積されると推計されています。
ただし、食事由来のAGEsの中には、栄養素や抗酸化物質として有用な善玉≠フものもあり、すべてのAGEsが糖尿病の合併症を促すわけではありません。
ですから、前出の食品を食べたからといって、すぐ体に悪い影響がでる心配はないのですが、善玉のAGEsも、大量にとると体内で悪玉に変化する可能性が指摘されています。
食事由来のAGEsを少しでも減らすことができれば、糖尿病の合併症対策に有利となります。

AGEsを捕まえて排泄
アポラクトフェリンは、腸の中でAGEsを捕まえて体外へ排泄する働きがあります。アポラクトフェリンには、AGEsを結合するアミノ酸の輪(ループ)が2カ所あって、その構造の違いによって結合力は通常のラクトフェリンを上回ることがわかっています。
ですから日常的にアポラクトフェリンをとっていると、食事由来の7%のAGEsを確実に減らせます。
実際に、私たちの行なった動物実験では次のような成果を得ています。
ラットの胃の中に1ヵ月にわたってAGEsを投与したところ、血管などに炎症が起こっていることを示す指標(MCP―1)が2倍以上に増加しました。これに対して、AGEsと一緒にアポラクトフェリンを投与すると、炎症の指標の増加が3分の1以下に抑えられたのです(前ページの図)。
人を対象とした大規模な調査も実施しました。こちらは、統計的な有意差は出なかったものの、やはりアポラクトフェリンを摂取していた人たちのほうが、AGEsが減る傾向にあることを確認できました。

※図省略


その他の各種サプリメント関連書籍